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十一屋 (名古屋) : ミニ英和和英辞書
十一屋 (名古屋)[じゅういちや]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [とお]
  1. (num) 10 2. ten 
十一 : [じゅういち]
 【名詞】 1. 11 2. eleven 
: [いち]
  1. (num) one 
: [な]
 【名詞】 1. name 2. reputation 
: [ふる]
 【名詞】 1. used 2. secondhand

十一屋 (名古屋) : ウィキペディア日本語版
十一屋 (名古屋)[じゅういちや]

十一屋(じゅういちや、)は、尾張藩の御用達の七家衆に位置付けられた名古屋の豪商小出庄兵衛の屋号である〔〔林董一 『近世名古屋商人の研究』 名古屋大学出版会、1994年2月。ISBN 978-4815802219〕。
名古屋市中区に所在する百貨店丸榮の前身の一つである〔〔。
== 概要 ==

=== 尾張藩の御用達七家衆 ===

徳川家康の子で尾張徳川家初代の徳川義直清洲城から名古屋城に居城を移したのと同じ1615年元和元年)に、小出庄兵衛摂州音羽村(現在の大阪府茨木市)から居を移して十一屋の屋号で小間物商を始めたのが始まりである〔〔。
1654年承応3年)に玉屋町へ移り〔、尾張藩の御用達商人の七家衆に位置付けられる豪商となり〔〔、1799年寛政11年)には藩の御用達として第3位に挙げられるまでに成長した〔。
名古屋の尾張藩御用達商人は1868年慶応4年)で353名で、三家衆、除地衆、御勝手御用達など数段階に分けられていたが、十一屋の小出庄兵衛は、最高位の三家衆(関戸哲太郎、伊藤次郎左衛門、内田鋼太郎)に次ぐ除地衆の一人として熊谷庄蔵や岡谷惣助、伊藤由三郎と共に名を連ね、三家衆と除地衆を合わせた七家衆に位置付けられていた〔。
また、伊藤次郎左衛門のいとう呉服店(後の松坂屋)や下むら呉服店(大丸屋呉服店という言い方もあった後の大丸)、桔梗屋と共に名古屋の4大呉服店の一つとして数えられる有力な呉服店となっていた〔。
その他にも、熱田前新田の一部で、南の割とも呼ばれた地域を所有する地主なっており、名古尾市港区十一屋町という地名は小出庄兵衛の屋号に由来している〔「角川日本地名大辞典」編纂委員会 『角川日本地名大辞典 23 愛知県』 角川書店、1989年2月。ISBN 978-4040012308〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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